★小学生に勉強をさせる方法シリーズ

私は、今は小学生担当ではありませんが、４年前まで小学生担当で塾講師をしていた者で、今も塾講師をしている者です（2008年現在は違いますので了承ください。書いた時点の話です）。
　親子面談とかでいつも思うことなのですが、教育ママ丸出しの親からは、本当の意味での頭が良い子は生まれません。そこで、私としては、いつも親御さんに以下のことを心がけてもらっています。それらの秘訣的なものを以下でかいていきたいと思います。
　１　「勉強しなさい」といってはいけない
　これは皆さん意外にお思いになるかもしれません。しかし、これは心理学的に証明されていることなのです。人間というのは、人に命令されると、それをやる気にならないという習性があり、かりにやったとしても自主的にやった場合に比べて達成感が低く、やらされたと感じてストレスを感じてしまいます。皆様もダイエットや禁煙や自らの勉強の場面で「やせろ」「たばこやめろ」「勉強しろ」といわれてやる気なくなったことがあるとおもいます。子供に対して勉強しろといいたくなる気持ちとは非常によく分かります。しかし、できるだけ言わないほうがよく、自主的に勉強するように仕向けるのがベストなのです。私も弟達も勉強しろとはいわれた記憶がありません
　２　もの、金でつらない
　「いい成績取ったら、○○あげるからがんばって」という方が時々いらっしゃいます。この方法は一時的には成績は上がります。しかし、子供さんの欲が自らの成績を上げることではなく、物欲に転化してしまい、勉強そのものの意欲は失われてしまうのです。だからこの方法は是非避けてください。
　では代わりにどうすればよいかということになります。それは、勉強をしたら、必ずほめることです。子供さんはほめられると嬉しいものです。これを繰り返すことにより、勉強→ほめられる→嬉しい→やる気出る→勉強といういい連鎖が出来ます。結果だけではなく、過程をほめることが大事なのです
　３　勉強したくなる環境作り
　勉強が好きになるためには、それに必要な環境作りが大事です。勉強が好きになれば、必ず勉強し、親がついていなくても勉強します（これ大事です、親が着いていないと勉強しない癖がつくと、大学が厳しい）。そこで、ここで私は、子供を勉強に関心を抱かせる作用があるし、子供の勉強が出来るようになる本をいくつか紹介します。
　社会科　学研まんが日本の歴史（全18巻）

学習漫画中国の歴史（全11巻セット）
　この三冊ではっきりいって大学受験まで対応できるので、絶対買いです。漫画なので子供はほっておいても読みます。結果として歴史への興味が高まり、勉強への意欲が高まります。ポイントもつくし、売り切れる前に即買うことをすすめます。ちなみにうちにも全部あります。
　また、子供さんに目標を持たすためには、
子供伝記全集シリーズがお勧めです。将来どちらに子供を進めたいかで選択下さい。私的には以下のものを勧めます。
エジソン
ナイチンゲール
徳川家康
他のがいい場合は、

で、子供全集と入れれば出てきます。在庫が少ないみたいですので気をつけてください。

他には子供用のことわざ辞典とか、○○の不思議、秘密シリーズがお勧めです

４　こどもを信じること
　よくうちの子供はダメだからとか子供の前でいう親御さんがいらっしゃいます。しかし子供の前で子供の悪口は絶対ダメです。それを聞いた子供は万事にやる気がなくなり、自分はダメなんだと成長をやめてしまいます。私は、小学校に入る前の診断で、特別学級に入れといわれたことがあります。
しかし、親が私を信じ、普通学級に入れてくれました。結果として麻布東大と学力的には問題がない子供に育ちましたが、元々は頭がよくはなかっと思います。しかし親が信じることでここまで伸びたと思います。どうか子供信じてあげてください
最後に私の通常のサイトでは、高校受験大学受験向けの勉強法などを紹介していますが、中学受験しどうもしていましたので、なにか疑問等がありましたら、遠慮なくコメントをつけてください。長い間わざわざ読んで頂いて有難うございました

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